テレビで話題の観光地行ってみた【花巻/昭和の学校】

岩手

人が途切れずやってくる不思議な人気スポット

花巻南温泉峡のなごみの湯に日帰り入浴しようと上り坂を走行中、目を引く建物があった。

山の駅昭和の学校と書いてある。とても気になったので急きょ温泉を後回しにして入ってみることに。

ちなみにこの辺りの家の前には「○○さんち」という立て看板があったり、いろいろ面白い趣向のものが多い。この学校もその面白要素のひとつかな?と思いつつ突撃。

すると入館料600円

おお。財布を持たずに凸したオレはのっけから撃沈。

『熊の皮売ります』って書いてあるので、入館料600円のほかにちょっと多めに3千円を握りしめて再突撃。

入り口を入ると、2人組の男性とすれ違う。
「ここすげえな」
ちょいと興奮気味に話してる。

期待に胸ふくらませて受付に向かうと早速左手側に『ALWAYS三丁目の夕日』的なオート三輪が!

これはこれは。。

あっという間に昭和にタイムスリップしたオレはオート三輪に向かって「ナンマイダ~ナンマイダ~ありがたや~」と手をあわせる。

受付で入校料を支払うと「2階がメインです」とスタッフさん

そうはいっても1階廊下からすでに昭和アクセル全開の様子。

  • ガチャガチャ回す式のテレビがずらり並んでるし
  • 王さん長嶋さんの写真と野球グッズ満載だし
  • 巨人の星の大リーグ養成ギブスみたいなのあるし
  • 昭和人が大好きな木刀や刀の類がゴロついてるし
  • 皮のスキー靴が普通に下駄箱に入ってるし

すると、今度は女性2人組。
展示物にキャッキャしてる。

喜々としたお客さんが多いことに感心するオレ。

さて廊下を抜けると、今度はそこに

  • たくさんの昭和バイク
  • ローマの休日的なベスパ
  • 昭和のご婦人愛用のパーマ機がある
ベスパ
パーマ機

どうやらオレはノルタルジーの果てに来たようだ。

そして2階へ続く階段を昇り始める。

昭和の街がテーマパークになって現る!

2階に着くとそこは昭和の横丁を再現したような街並み。完全なるテーマパークだ。

キャンディーズ、ピンクレディー、山口百恵など昭和アイドルのポスターずらりのレコード屋さん

むかしむか~し興奮しながら観たフラッシュダンス、マリリンモンロー、ヘップバーン。

スナックの戸棚には裕次郎(石原)の写真が飾ってあったり、薬師丸ひろ子は機関銃をもっていたり

昔ながらの文房具屋さんには木の戸棚に領収書や帳簿、学校で使うノートなどが並んでいる。

昔ほしかったデラックス筆箱もある。

ご家庭用の黒電話には奥さんが選んだであろう可愛い布製のカバーが付いていたり

壁にはコートとカンカン帽がかかっていたり

ケースには金八先生の生徒が持ってる肩下げカバンがあったり

とにかく

「あー昔はそうだったなぁ(笑)」の連続なのです。

動画にまとめるとこんな感じです⇩

感想「あー昔はこうだった。幸せだったよねぇ」

見学を終えて帰る間際には、20名ほどの団体客がバスを降りて昭和の学校に入って行く。

平日の山の中なのにすごい賑わいである。

確かに人気なのもうなずける。

なぜならここは胸の奥の郷愁心をかきたてる。

あー昔はこうだったなぁ、これはこれで幸せに暮らしてたよねぇ」という原点回帰的な気持ちにさせる。

なのでもし、花巻南温泉峡に行く予定がある時は、こちらの昭和の学校の見学をおすすめします。

面白いです。

ノスタルジックな旅が、よりノスタルジックな時間になることでしょう(^^)

山の駅『昭和の学校』基本データ

▶〒025-0253 岩手県花巻市下シ沢字牛角86-1
▶TEL.0198‐29‐4919
▶開校時間
 4〜10月9:00〜17:00(最終入館16:30)
 11〜3月10:00〜16:00(最終入館15:30)
▶入場料
 大人600円
お子様(小学生以下)300円
▶休校日
 毎週火曜日(祭日の場合は翌日休校)年末年始

きみどり

このサイトの運営者▶岩手県盛岡市在住▶クレープのキッチンカーで岩手県をぐるぐる回ってます(^^)▶岩手の情報配信中▶人生がうまいこと回る情報も発信してます▶人生さんの導きと勘を頼りにドラクエ方式で生きてます▶おかげさまで幸せです▶ゆとりある人生のため断捨離どんどん進めてます

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